2004年09月30日

カーブ

【握り】

個人によって様々であるが、基本的には親指と人指し指から抜けやすい握りにするのが望ましい

【変化の仕方】

バックスピン回転とは逆のドライブスピン回転で弧を描きながら曲がり、落ちてくる変化である

【投げるメリット】

1.投球に緩急をつけることができる
2.打者の目線を動かし、打ち損じを誘うことができる

【投げるデメリット】

1.習得までに時間がかかる
2.腕を捻るため、故障しやすい
3.腕の振りが遅いと見極められてしまう

使い手が減っているが、今後かなり有効になるであろう変化球、それがこのカーブです

最初に当ブログではカーブを、「ドライブスピン回転であり、弧描き、球速が遅い球」というように定義しています
上記の条件を一つでも満たしていない場合はスライダーもしくはスラーブという扱いにしています

カーブですが、最近本当に使い手が減ったように思います
自分が知る中での使い手は、巨人・桑田巨人・工藤広島・佐々岡千葉ロッテ・黒木といったベテランの選手ばかり

では若い選手はいないのかというと、本物のカーブを投げている選手は数人だけでしょう
例えば、中日・川上ダイエー・斉藤北海道日ハム・正田ぐらいでしょうか
あげればもう少しいるとは思うんですが、大体の選手がカーブといって投げているのはスライダーやスラーブといったものに近く、カーブというと若干疑問が残ります

本来カーブというものは、大きな弧を描き、打者の目線を変え空振りさせるというものなのです
目線が動くことにより、打者は正確にボールにミートさせることが困難となり、凡退する確率は格段に高くなりますし、カーブは点でとらえなければミートできないため、より打つには難しいでしょう

カーブがなぜ減ってきているかというと、それは取得までに時間がかかるということと故障のリスクを負わねばならないというところにあります

ドライブスピン回転をかけるリリースは一朝一夕ではなかなかできませんし、やはり指先の感覚というものが重要になってきます
指先の感覚は小さい頃からの練習で身につくものだそうですが、現在少年野球ではカーブは禁じられており、その感覚を身に付ける機会を減らしてしまっています
また指導者の指導力不足で間違ったリリースを覚え、故障してしまうというケースもある
このことがあるせいか、少年野球という野球の底辺からすでにカーブは減ってきています

それに今の打者は横の変化にはだいぶ対応できるようになってきていると思います
スライダーでは、なかなか空振りとれないですし、現にカットボールチェンジアップといった、今メジャーで流行の変化球も徐々に入ってきています
この二つの共通点は打者の目線をごまかすというというところにあります
詳しくは各項目で説明してあるので省きますが、カーブも目線を狂わすという点では共通しますし、緩急というところではこれほど優れた変化球はないはずです

参考にメジャーのカーブは日本のカーブよりも球速が速いそうです
これをメジャーカーブというのですが、これはボールからストライクを取るためで、日本とメジャーの配球の違いが見てとれるいい材料になっています

カーブという変化球
奥が深いだけにものにすれば、自分の投手としてのレベルがグンと上がるのは間違いないですね

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posted by sin at 17:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 変化球基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
カーブって、変化球で一番有名なのに
投げる人少ないんですね。
> おそらくあとの選手がカーブといって
> 投げているのはスライダーです
にはびっくりしました。
でもたしかに桑田、工藤の曲がり具合は
他の選手と違う気がするなあ。
日ハム正田は、桐生第一のときに見た記憶があります。
たしかにすごかったが、あれがカーブかどうかは
わかりませんでした。
Posted by まう at 2004年10月04日 17:31
う〜ん、ただ単に自分のカーブの解釈が狭いだけのような気がしないでもないのですが・・・

どちらかというと自分の定義はドロップに近いです
今でいう縦のカーブに近いかな

自分のカーブの解釈の狭さなんですが、やっぱりカーブの醍醐味である、弧を描いて曲がり落ちる、その条件を満たすものとなると、どうしても解釈は狭くなってしまいます
Posted by sin at 2004年10月04日 17:53
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