2004年09月05日

ナックル

【握り】

人指し指、中指、薬指の三本を立てて、親指、小指で支えながら握る
しかし日本人は比較的手が小さいので、立てる指を人指し指、中指の二本にしてもよい

【変化の仕方】

変化は知っての通り、『揺れながら落ちる』下方向の変化である
これはボールに回転がほとんどなく(正確には4分の1回転)、空気抵抗を受けて途中からボールが回転を始めるため、不規則に回転がかかり変化する

【投げるメリット】

1.決まれば誰も打てない究極の変化球なので、これがあれば他の変化球は覚える必要なし
2.魔球を投げれると自慢できる

【投げるデメリット】

1.リリース自体が特殊なので制球が難しい
2.フォームも特殊になってしまうので、ストレートが極端に遅い
3.物に出来るかどうかは未知数

はっきりいって、自分が知る中でもっとも難しい変化球です
なにが難しいかというとすべてです!
順に追っていくなら・・・

一つ目はリリースです
知ってのとおりナックルのリリースは『リリースする瞬間にボールを押しながら弾く』といった感じです
このようなリリース方法で制球をつけることはほんと困難です

二つ目はフォームです
メジャーのウェイクフィールドという投手をご存知でしょうか
彼が今、現存する最後のナックルボーラーです
その彼の投球フォームですが、ほんとキャッチボールのようなフォームで投げます
ナックルは無回転のボールです
少しでも回転があってはナックルでは無くなってしまいます
なので少しでも回転が加わらない、且つ制球がつくフォームということでこのようなフォームになったのではと思います

あとは日本の野球教育です
日本はどうしても型にはまったものを教えようとする習慣が昔からあります
なのでナックルのように投げる投球フォームがおかしなものはなかなか覚えさせようとはしないでしょうし、異端と思われ矯正させられる可能性もあります

しかし『本物のナックル』をものにさえ出来れば
一気に高校のエース、プロ野球、はたまた大リーガーにだってなれる可能性のある変化球でもあります
なので本気で挑戦する人は野球人生をかけてトライしてみてください
ちなみに参考にまで・・・
日本で投げれているナックルはみなナックルカーブというものです

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posted by sin at 13:39| Comment(5) | TrackBack(0) | 変化球基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ナックルは弾かずに投げる投げ方もあるそうです。実際にやってみましたが、「弾く」という特殊な動きが無くなる分、はるかにコントロールがつけやすく、しかもスピードが出ないので緩急が付くような気がしました。これならフォームを大きく変えなくても、普通に腕を振って投げれそうでした。ただ、抜くだけなので、人によったら無回転にはなかなかしにくいかもしれないです。でもそれは弾く場合も同じ事が言えるので、弾いても変化しない人にはイイかもしれません。

ところで、「ナックルは無回転でなければナックルではない」とよく耳にします。ネット上でナックルを調べると、何処に行っても大抵このことは書いてあります。 でも僕が思うに、厳密に無回転でなくても結構変化しますし、使える気がします。多少揺れる程度ではナックルと呼んではダメなのでしょうか。むしろ、揺れなくても握りがナックルならナックルと呼んでもいいと思うのですが。
でもナックルが特別扱いされるのは分かります。sinさんも書いてらっしゃるように、本当に「おぉ〜」と言われるようなナックルを投げれたら自慢になりますしね笑 夢のある変化球です。
Posted by mou at 2005年06月14日 18:08
正直、うまく弾かないと逆に回転がかかってしまうんですよね
なんで弾かずに回転がかからなければ、それに越したことはないですし、フォームも変わらなければ、大きな武器になることは間違いないと思います

あとですね

>「ナックルは無回転でなければナックルではない」

とありますが、厳密に言うとナックルでも回転はかかってます(リリースからミットに収まるのに約4分の1回転)
風の抵抗や、空気抵抗によるものなんですが、それがミットに到達するまでに不規則に回転するからゆれながら落ちるとい変化が生まれるわけです

ですが、ナックルという変化球は「打てない魔球」という野球界の中で位置づけがされている以上、「魔球」でなければいけないと思います
なので自分はあえて厳しい基準しましたし、その分特別扱いもしてます

でも実際はmouさんの言うとおり、一変化球のように扱うべきなんだと思います
Posted by sin at 2005年06月24日 21:30
はじめまして。
自分はナックルを投げたくて、色々試したことがあります。やはり3本の指で弾く球がかなりの率でほぼ無回転であり、一番速いようです。そしてうまくいったときには落ち方だけでなく加速減速まで不規則になるみたいです。
ところでナックルボウラーにいざなってみると以外に大変でした・・・例えば
・球速がかなり遅くなる
・ナックル以外投げたくても投げられない
・調子が悪いと何もかも駄目
・爪と皮が離れてきて痛い
ですが魔球であることは確かなので、試してみる価値はあると思います。なにより相手の驚きようが「してやったり」という具合に快いものです。
Posted by crims at 2005年06月24日 22:35
お返事遅くなりました、落ちないナックルのsinです

確かに実際のその変化球を打席で見たら、打者は相当驚くでしょう
なかなか見る機会が少ない上に、「本物」となるとほとんど見ることは不可能に近いですから・・・

魔球というだけに体の手入れ(この場合は爪)は他の変化球以上に大変なようです
メジャーで活躍しているウェイクフィールドは爪に数十万だったか数百万かをかけているようです
それだけ「爪」という部分はナックルには重要なのかもしれないですね
Posted by sin at 2005年07月09日 17:20
僕も実はナックル(モドキ)を投げるのですがデメリットとしてもうひとつ。タマが遅いため盗塁されやすいんですよ。それに握力を使うため消費が激しいという欠点もあります。
Posted by ジニアス at 2007年03月16日 12:25
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