2004年06月26日

リリースについて

よく聞くスパイラルリリース
これって一体なに?

普通の肘からでるリリースじゃいかんの?
結局何がいいのか?



まずスパイラルリリースとは
肘と肩を固定せず、体全体を内旋させてリリースする方法です

メリットは能率よく体を使えることです
体が大きくなくても大きな力が生み出せることで体の小さな人でも投手を務めることが出来るようになりました

当然デメリットもあります
簡単にいうと小手先でスパイラルリリースをすると肘を痛めるということです
それに球の回転が安定しないため、球の伸びとか変化とかにばらつきがでます

普通のリリース、属にいうアーム型リリースはというと
肘と肩を固定して順番にリリースしていく方法です

メリットは誰でも簡単に投げられるというところ
あと意外に知られていないのが、怪我をしにくいという点です
スパイラルリリースが捻りを加えてリリースするのに対して
アーム型リリースは捻りを加えずに投げます
なので捻りを加えない分、肘への負担は少ない

デメリットは、速球投手はボールを投げるのに腕力に頼ってしまうので肩を痛めやすいというところです
しかしこれは腕力に頼った結果であってアーム型リリースが悪いというわけではないです
ただ、この場合は体のがっちりした投手じゃないとなかなか向かないでしょう

一応代表投手を挙げて置きます

中日・岩瀬
見事なアーム型リリース
細腕の岩瀬ではあるが、毎年40試合以上投げているがほとんど故障なし

阪神・久保田
典型的なアーム型リリース
体ががっちりしている(高校時代はキャッチャーと投手を兼任)ためにアーム型リリースでも体が耐えられる

ヤクルト・五十嵐
こちらも典型的なアーム型リリース
中継ぎなのでアーム型リリースでも問題なさそうではあるが、この先、怪我が不安である

さて、本題ですがどちらがいいかというと
それは個人の向き不向きにあります
無理にスパイラルリリースにする必要はないし、アーム型リリースだからといって悲観しなくてもいいと思います
ようは相手が打てないストレートと投げればいいわけです
その選択肢が大きく二つあるという程度の認識でいいと思います

ただ一つだけ例外があります
それは投げる場所によって投げ方を変える必要があるということです
先発でアーム型リリースだと、肩への負担というのは球数に比例して大きくなるはずです
その負担を少しでも軽くする方法というのが、スパイラルリリースです
体全体の捻りを使って少しでも肩、肘の負担を軽くすることが出来ます
事実、先発投手でこのリリース方法を使っている投手は多いはずです
西武・松坂とか広島・黒田とかは典型的なスパイラルリリースです

逆にアーム型リリースは速球派中継ぎなどの短いイニングの投手に向いているといえます
五十嵐なんかはほんとに見たまんまですよね
しかし、気になるのが怪我
特に登板回数が多くなればそれだけ疲労が溜まります
正直、それが不安ではありますが、体を鍛えればそれは克服できると思います

結局何がいいか
自分にあった投げ方が一番いいと思います
上に書いた例外はプロ野球とか社会人、大学、高校野球といったハイレベルな次元でのこと
草野球とか、その他の野球などの場合ならどんな投げ方でも問題ないと思います
ただ、大前提の基本は守ってですが(知ってるものとして書きません)
楽しくやる分にはこれぐらいでちょうどいいと思います
ただもうワンランク上を目指すならまた話は変わってきますが、それは決してリリース方法を変えるいう問題ではないと思います
リリースというものはフォームの一部な訳ですから簡単に変えてはいけない
それならもっと技術面を磨けということです

一番いいのは、自分の身の回りにいる人に聞くのが一番いいでしょう
チームに入っている人なら監督さんとか、先輩でもいいし、友人でもいいでしょう
いろいろな人の意見を参考にして最後は自分で決める
やっぱり自分一人で決めるのは危険でもあるので
『物事は客観的に見るべし』

人気blogランキング
posted by sin at 00:53| Comment(3) | TrackBack(1) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
僕は投手をしているのですが、怪我ばかりしていて一応戦力として使ってもらってるのに公式戦でまともな状態で出場したことがありません。フォーム改造も頑張って取り組んでるのですがなかなかうまくいきません。肩や肘自体を強靭にするにはどのようなトレーニングをすればいいのか、できれば教えてください。肩、肘まわりの筋トレはインナーアウターともに行っているつもりです。怪我する箇所は肘、肩、時々背筋を交互に、という感じです。
よろしくお願いします。
Posted by 城 at 2005年04月14日 17:13
う〜ん、正直自分はそういうのは専門ではないんですが・・・

まぁ、役に立つかわかりませんし、正しいかわかりませんが、自分の考えた事を書きますので、これで、城さんの怪我の状況が悪化しても責任は取れませんのでご了承下さい

怪我をするって事は、その箇所(肘や肩、背筋)に無理な力がかかっているという事が考えられます
ではどうしたらいいかというと、まずは無駄な動きを減らす事
テイクバック、足の上げ方、体重移動など
投球に関するすべての動作に対して無駄を省く事が必要ではないかと思います

仮に、肘や肩を強靭にしたとしましょう
強靭にしたはいいですが、その痛めた原因は改善されてないわけです
それがフォームから来るものなのかは実際に見てみないことにはわかりませんが、効率のよいフォームにする事に悪いことはありません
それに効率のよいフォームということは、体の機能(捻りや力の移動など)をうまく使っているということでもあります
その状態で必要な筋力を付けることが出来れば、城さんはもう一つ上のレベルにいけるのではないかと思います

という感じです
何度も言いますが、自分はトレーニング関係は専門ではないです
なので責任は持てません!
期待に応えられなくて申し訳ないです
Posted by sin at 2005年04月16日 15:49
ご返答ありがとうございます。フォームは上体をひねり過ぎる(バッターに背中が見えるような感じ)と、時々言われることがあります。今は以前よりは意識して治したつもりなのですが小学生の時からずっとこの投げ方なのでくせをぬけきることがてきていないかもしれません。言われたとおりフォームをもう一度みなおしてみることにします。
自分のまわりにはそういったことをちゃんと教えてくれる指導者がいないので、すごい助かります。ありがとうございました。
Posted by 城 at 2005年04月16日 18:59
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

リリース
Excerpt: リリース時のイメージを伝えます。 リリース時にシュートリリースのイメージはいりません、故障の原因になります。 あくまでもリリース後に結果的に上腕の内旋と前腕の回内(右ピッチャーの反時計回り)されれば..
Weblog: リベラのカットボール
Tracked: 2005-04-27 16:20
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。